(1)水槽セットの説明書を見て上部フィルター、照明、ヒーター等を設置して下さい。
(ろ材は上部フィルターのスポンジの下に水につかるように入れ、
ろ材を詰めすぎず、ろ材の中を水が流れるようにして下さい。)
※飼育開始後はスポンジやろ材の目詰まりに注意して下さい。
目詰まりした場合には善玉君の効果が十分に発揮できない場合があります。
(2)底砂を洗う。濁りが無くなるまで洗ってください。
(3)砂を入れる際のポイントですが、水槽手前のほうを低く、
後ろを高く盛り上げることで立体感がでます。
厚さは高いほうで、5〜7センチ程度が基本になります。
(4)水を入れる前に、水道水の場合、カルキ抜きを行います。
水を入れるとき、お皿などを使うと砂が飛び散りません。
【カルキ抜きについて】
・水道水の直接使用しないで下さい
水道水は、細菌を消毒するために1リットル中に最低0.1gの濃度で塩素があります。
それを取り除くためにカルキ抜きを行います。
・カルキ抜きの方法
一番いい方法は、汲み置きによる方法で、
バケツなどに水を汲み置き、半日〜1日放置する事で
塩素が蒸発し、飼育水として使えます。
汲み置きによるカルキ抜きが面倒という方は、
ペットショップ等で売っている、塩素中和剤(ハイポ)を購入し、
適量を入れて使用してください。
(※入れすぎには注意が必要です。)
(5)置物や水草を入れる。
水草を植えたり置物を入れます。
天然流木を入れる際は、長時間水につけてアク抜きをしてください。
◎水槽の水を入れた状態の重さと入れる底砂の基本
30センチ水そう: 水量:12ℓ 重量:約15kg 砂の量:2〜3kg
45センチ水そう: 水量:35ℓ 重量:約40kg 砂の量:4〜6kg
60センチ水そう: 水量:60ℓ 重量:約80kg 砂の量:8〜10kg
※砂の種類によっては水洗いを好まないものもありますので、
注意事項をよく読んでから作業を行ってください。
(6)水温は18〜30℃の範囲でヒーターやエアコン等を設定してください。
金魚の場合、適正温度の範囲がとても広く、一般的には23〜28℃程度が適温です。
夏時期30℃ぐらいまで上昇しても金魚は大丈夫です。
冬時期18℃程度まで温度を落としても問題ありません。
(1日の温度差をできるだけなくしましょう。)
(7)善玉君金魚用2パックを水槽
(上部濾過フィルターでも可)の水面に浮かべて下さい。
スーパリキッドと併用する場合は、パックを1パックにして、
スーパーリキッドを毎日2〜3cc入れて下さい。
水槽立ち上げ時からある程度水が出来る、
2〜3週間は通常の倍量の2パックずつ追加してください。
スーパーリキッドを併用する場合は、1パックずつで、
スーパーリキッドを毎日2〜3cc入れて下さい。
水がある程度出来上がるまでは、
古いパックは取り出さずに入れたままにして、
水が出来てからは2週間に1パックにして古いものは取り出して下さい。
(※上部濾過槽で使用する場合は、
水の流れにあたる場所に水につかるようにいれてください。)
(8)水槽の準備がおわり、魚を購入してきたら、
水温を合わせるため、袋に入ったまま水槽に
30分から1時間程度浮かべて下さい。
水合わせが出来て魚に異常がなければ、魚だけを水槽に入れて下さい。
(9)餌やり
餌は買ってきた当日から与えて大丈夫です。
餌が水を汚す原因となりますので、食べきる量を何回かに分けて与えて下さい。
目安は、朝、昼、晩の3回程度です。
魚の状態を見ながら与えてください。